もみ殻堆肥の作り方 初心者でも簡単に作れるもみ殻を発酵させる堆肥の作り方をご紹介
こんにちは、ケンコーです。
今回は、もみ殻堆肥の作り方についてご紹介したいと思います。
もみ殻肥料は、
「初心者でも簡単に作れる事ができる」
「土がフカフカになり土壌が改良される」
「野菜の生育が良くなる」
と良いことずくしで、家庭菜園で野菜を育てるのに超おススメです。
目次
もみ殻堆肥とは
もみ殻堆肥とは、もみ殻を米ぬかなどの有機物と一緒に発酵させて堆肥化したものです。
なぜ、もみ殻を発酵させるのか?
もみ殻はそのまま土にいれると、微生物が分解する際に窒素が必要になり、土壌中の窒素が奪われ窒素不足になります。これをチッソ飢餓と言います。
土壌が、チッソ飢餓になる事で、野菜が生育不良になったり影響が出るリスクがあります。
しかし、土に入れる前に事前に発酵する事で、窒素が奪われる事がないのでチッソ飢餓の心配もいらず、また優秀な堆肥になる事で、野菜の生育を良くしてくれます。
もみ殻堆肥の作り方
今回利用した材料
- もみ殻
- 米ぬか
- 自作ぼかし肥料(発酵促進剤でもOK)
自作ぼかし肥料の作り方は、以下記事参照下さい。
発酵方法
手順
1)もみ殻を20cm程度入れる。
2)米ぬか、ぼかし肥料を入れる。(割合は、もみ殻:米ぬか:ぼかし肥料 10:1:1)
3)水をかける。
4)足で踏み、圧力をかける。※圧力をかける事で、発酵しやすくなります。
5)上記1)~4)を5,6回繰り返す。(必要分だけ繰り返す)
6)蓋をする。※雨に濡れないようにすればOKなので、ブルーシートなど被せてもOK
7)3日に一度切り返しを行う。
※この際に、温度が上がっているか確認し、上がっていれば発酵が進んでいる。また、発酵すると白いカビが見える。
温度が全然上がらなければ、水分量を調整し、水分を足す際に40℃くらいのぬるま湯を入れる。
7)半年程度で、完成。すぐに使わない場合は、風通しの良い日陰で乾燥させる。
8)米袋などで雨のかからない場所で保管する。(湿度が高い場所は避け、虫が入らないようにする)
参考記事
今回ご紹介した肥料だけではなく、堆肥も簡単に作れます。こちらも是非ご参考に。