タマネギの育て方 「玉ねぎ」の種まき、定植、収穫時期や育て方のポイントを初心者向けにご紹介
タマネギの育て方
栽培スケジュール
栽培スケジュールです。
早生
種まき : 9月初旬~9月中旬
定植 : 11月初旬~11月中旬
収穫 : 翌年4月中旬~5月中旬
中生
種まき : 9月下旬~10月初旬
定植 : 11月下旬
収穫 : 翌年5月下旬~6月中旬
晩生
種まき : 11月下旬~12月中旬
定植 : 11月下旬
収穫 : 翌年5月下旬~6月中旬
タマネギとは
タマネギは、名前の通り、ネギの仲間で鱗茎が玉のように大きくなる。
タマネギには、品種により収穫タイミングが異なる。
大きくは、早生、中生、晩生の3種類があり、早生→中生→晩生の順に収穫時期が早い。また、保存期間も異なり、早生は保存期間が短いが、晩生は保存期間が長い。晩生は9か月ほど長期間保存できる品種もある。
なお、早生はみずみずしくサラダで食べる事が多いが、晩生は炒め物、煮込みものとして料理する事が多い。
上記に加え、赤玉があり、名前の通り、玉が赤く、サラダにすると甘くて美味しい。
栽培方法
種まきは、畑に苗床をつくり、苗を育てる方法もありますが、私はセルトレイで苗を育てます。
種まき
- セルトレイに種まき用の土を入れる。※セルトレイは、200か288
- セルトレイを重ねて穴をあける。
- 1つの穴に1粒の種を入れる。
- 土を薄く覆う
- 土は、種まき用の培土かタマネギ専用の培土がオススメ
- セルトレイは、200か288がオススメ
- 種まきは、早くまくとトウ立ちになる可能性があるので、種を購入した際の袋に記載している時期を守ってください。
育苗
- 芽が出るまで土が乾いたら水やりする
- ある程度苗が成長すると、根が下から出てくるので、畝に埋め込む
- 苗の丈が10cm程度になると追肥する
- 苗が、丈20cm、鉛筆よりやや細い太さになると定植する
- セルトレイを畝に埋め込むことによって、根の張りが良くなり、元気な苗が出来ます。
- セルトレイで育苗すると、定植が簡単に出来ます。
- 苗を購入する場合、苗選びが重要となり、大きすぎても小さすぎてもいけません。丈が20~25cm、鉛筆よりやや細いくらいの太さの苗が良い大きさとなります。
定植
- 畝にタマネギ用マルチを張る。※必須ではありません。
- 苗を定植する
- 水をやる
- 植える際は、深植せず、茎の白い部分が見えるようにしてください
- 株間は12cm~15cm
- タマネギ用マルチは生育促進、雑草予防の効果があります。
- タマネギ用マルチを利用する際は、穴に1苗ずつ定植してください
- マルチを張る際は、畝との間に隙間を作らず、周りに土を載せて、風が通らないようにしてください。※風邪でマルチが浮くと、苗がマルチの中に入ってしまい、日光が当たらなくなります。
収穫
- 茎が倒伏したら、天気の良い日を狙って収穫します。
- 収穫後、畝の上で2日程度乾燥させます。
- タマネギを3つづつ紐で束ねて、日陰で風通しのよい場所で吊るします。
- 収穫後の保管期間は、品種によって異なります。早生<中生<晩生の順で保管期間は長くなります。