エンドウマメの育て方 春先にたくさん収穫できる「えんどう豆(エンドウマメ)」の種まき、定植、収穫時期や方法を「家庭菜園 初心者向け」にご紹介

こんにちは 愛Fam ケンコーです。 私は、2020年4月から家庭菜園を初め、子供と一緒に楽しんでいます。日々元気な野菜が出来るよう、本やネットで調べ、調べた事を実験し、時にはアレンジして工夫したりしながら経験を積んでいます。失敗する事もあったり、「こうやっておけばよかった・」なんて後悔する事もありますが、それもまた次に繋がる経験となります。また、畑ご近所さんには家庭菜園歴10年以上の人が多く、色々お話を聞かせてもらい、本に載っていないような事も教えていただけます。 当サイトでは、家庭菜園初心者さん向けに情報や実経験を基にしたお話など発信し、少しでもお役にたてればと思います。

さて、今回ご紹介するのは春先のマメ科で人気のあるエンドウマメ。ビタミンC、ミネラルが豊富で、食物繊維も多く、健康緑黄色野菜です。

実エンドウでは、豆ごはんに、スナックエンドウでは茹でてサラダで食べると甘くて美味しいですよね。

是非、参考にして育ててみてください。

目次

エンドウマメとは

エンドウマメは、大きくわけて、3種類あります。

  • 「サヤエンドウ」 : 莢を食べる
  • 「実エンドウ(グリーンピース)」 : 実を食べる
  • 「スナップエンドウ」 : 莢も実も食べる

エンドウマメを育てる際に注意すべきは、上記3種類で別の料理になるという事です。例えば、実エンドウでは豆ごはん、スナップエンドウでは、サラダとして使う事が多いですが、実エンドウの品種を育てると、さやごと食べようと思っても皮が噛み千切れない程硬く食べれません。

必ずどちらのエンドウにするのか決めて、それにあった品種を選びましょう。

スナップエンドウには、スナックエンドウという呼び名もあるのですが、これは同一のものですので、ご安心下さい。

名前の違いについては、以下記事に纏めています。

エンドウマメ情報

基本情報

【名称】エンドウマメ

【分類】マメ科

【発芽地温】20℃

【生育気温】15~20℃

【連作障害】あり(5年ほどあける)

育成時期(一般地)

種まき : 10月中旬~11月中旬

収穫 : 翌年4月中旬~6月末

おススメする畝作り

条 : 2条
畝幅 : 120cm
株間 : 30cm
条間 : 50cm

育て方

種まき

タネまきは、点撒きで、深さ3cmほどに1穴に4~5粒をまき、土を被せます。

乾燥しないようしっかりと水やりをします。1週間程度で発芽します。

育苗

本葉が3枚ほどになると、2本立ちにします。

ここで、注意事項があり、越冬をする際に、苗が大きくなりすぎると、凍害などの影響を受けやすくなるので、高さ10cm程度がオススメです。

しかし、苗の大きさを合わせるのも難しいので、大きくなりすぎた場合は、わらや不織布などで防寒対策を行いましょう。

定植後の育成

冬越前

冬を越す前は、防風・防寒対策が必要です。わらをかけたり、不織布で覆い凍害の影響を受けないようにしましょう。

冬越後

冬を越すと、一気に株が大きくなり、つるが伸びていきますので、支柱&ネットを立て、ネットに絡みつくまで誘引しましょう。

収穫

サヤエンドウは、実が大きくならないうちに収穫します。実エンドウ、スナックエンドウは、実のふくらみが見えたら収穫タイミングです。エンドウマメは多収穫でき、生育が早いので、頻繁に収穫すると良いでしょう。