腐葉土を作る方法 ガーデニングで良く使う腐葉土を家の落ち葉で自作してみよう

こんにちは、ケンコーです。

皆さん、花や草木の土の栄養が無くなり固くなってしまって、花・草木が育たなくなった経験はありませか?

そんな時の土壌改良に良く使われるのが腐葉土です。

腐葉土はホームセンター・花屋などで販売されておりますが、自分で作ることも出来ます。

今回は、「花・草木の土壌改良で使われる腐葉土の作り方」についてご紹介したいと思います。

目次

腐葉土とは

腐葉土は、名前の通り樹木の葉っぱが土状になったものです。冬に枯れて落ちた樹木の落ち葉、枝が長い年月をかけて土状になります。

腐葉土は、花・草木・野菜を育てる土を土壌改良するための堆肥(たいひ)で、土を通気性・保水性・保肥性に優れたものに改良します。

自然の腐葉土は、バクテリアやミミズなどの土壌生物が数年かけて作っていますが、市販の腐葉土は人工的に米ぬかや牛糞などを混ぜて発酵を促進させているものが多く、2か月程度で出来ます。市販品は、発酵が不十分なものもあるため、米ぬかや牛糞などと混ぜて追加発酵させると良いでしょう。

腐葉土の役割

土は長年使うと、栄養が無くなり、硬く水はけが悪くなってしまいます。このような土を「痩せた土」と言います。

腐葉土は、この「痩せた土」を栄養のある「肥えた土」に変えてくれます。

それを「土壌改良」といいます。

腐葉土の作り方

腐葉土は、ホームセンターや花屋など市販されていますが、自分で作る事も出来ます。

まず、庭に穴を掘り、落ち葉、米ぬか、土を入れます。そしてその上にビニールシートを引き雨があまり入らないようにします。

その後、1週間に1回程度混ぜ、葉が細切れになった状態になると完成です。

腐葉土の理想は、ふかふかな状態です。ふかふかにする事により、通気性が良く空気を土の中に送り込む事が出来ます。

ちなみに、腐葉土はミミズ、ダンゴムシなどの虫が大量に発生する事があります。それだけ栄養があり、良い土になったといえます。

腐葉土におススメする草木

腐葉土には、水分量が少ない広葉樹がおススメで、ケヤキ・クヌギ・ナラなどが当てはまります。逆に、椿・楠・柿・さくらなどは水分量が多いので、発酵に時間がかかります。

また、木の葉だけではなく、草でも作れます。

庭に生えた雑草を庭の穴に入れておくと自然とふかふかの土に返ってくれます。また、雑草だけではなく、不要な野菜なども長年かけ良い土に返ってくれます。

腐葉土と向き合う

山・森・林などに行けばわかりますが、木の下には大量の落ち葉が積み重なっています。

本来は、その葉をミミズなどが分解し、自然と腐葉土になり栄養を与えます。

家の庭にある木も同様です。庭を綺麗に見せるために葉を集め捨てている人が多いと思いますが、そのままにし自然腐葉土になっていき労力をかけずに栄養を与える事が一番の良い方法だと思います。

さいごに

如何でしたか?

今回は、初心者向けに腐葉土の作り方についてご紹介しました。