オクラの育て方 夏野菜のオススメ「オクラ」の種まき、定植、収穫時期や育て方のポイント
こんにちは、ケンコーです。
今回は、オクラの種まきタイミング、方法ついて紹介したいと思います。
オクラは、
「初心者でも簡単に育てる事ができる」
「たくさん収穫できる」
「健康に良い食材」
と良いことずくしで、家庭菜園で育てるのに超おススメです。
是非、参考に育ててみたくださいね。
目次
オクラとは
オクラの原産地はアフリカ北東部で、原産地や熱帯では多年草なのですが、日本では冬越しができないため一年草になります。
オクラには、角オクラ、丸オクラがあり、それぞれ角オクラは10cm、丸オクラは15-20cmくらいが収穫タイミングとなります。
育成情報早見表
育成に必要な情報をぎゅっと圧縮して纏めてみました。
【名称】 | オクラ | アオイ科 | おススメ度 | ★★★★☆ | |
【評価】 | 難易度 | 収穫量 | 手間 | 初心者向け | |
簡単 | 多 | そこそこ | おススメ | ||
【基本情報】 | 生育気温 | 日当たり | 土壌酸度 | 株間 | |
25℃~ 30℃ | 日なた | 弱酸性 | 30cm | ||
【適正土壌】 | 化成肥料 (NPK= 8:8:8) | 苦土石灰 | 堆肥 | 連作障害 | |
1平方メートル あたりの分量 | 100g | 150g | 3kg | あり | |
【時期】 | 種まき | 定植 | 収穫 | ||
4月~ 5月 | 5月下旬~ 6月下旬 | 7月~ 10月 |
栽培スケジュール
栽培スケジュールです。
畑へ直まき、あるいは定植する場合、2週間~1か月前に上記【適正土壌】を参考に土壌づくりを行ってください。
ポリポットで苗を作って定植すると、種まき&苗育成の期間、畑が空き、前の野菜の収穫期間を延ばせます。
種まき・定植
タネまきはポリポット(9cm)、直まきどちらでも可能。
深さ1cmくらいの穴を作り、2~4粒をまいてかるく土をかけ、手で軽く押さえてたっぷりと水やりします。
定植する際は、2本以上セットで植え、安定してから1本立ちにします。
なお、オクラは細かい根が少なく傷みやすいです。植え替え時に根が崩れないように注意してください。
定植後の育成
オクラは、背が伸びますので、強風により折れる可能性があります。
枝折れ防止に、支柱を立て、茎と支柱を紐で8の字で結ぶと良いでしょう。
オクラは、綺麗な花を咲かせます。開花が始まった頃から2週間おきぐらいに追肥を行います。
また、オクラはどんどん伸びていき、葉が増えて行きますが、上の葉1~2枚を残し、それより下の葉は切り落としていきます。それにより、風通しが良くなり、病気などにかかりにくくなります。
収穫
実が10~15cmくらいになれば収穫です。
オクラは若実を収穫するのが基本で、収穫タイミングを逃すと、2,3日ですぐに大きくなり、硬くなってしまいます。
ですので、頻繁に状態を確認し、収穫するようにしましょう。
また、オクラは花も食べれます。蕾の間に収穫し、てんぷらにして食べると良いでしょう。
オクラの病気・害虫
オクラには、苗立枯れ病、うどんこ病、輪紋病などが注意すべき病気です。
また、害虫は、ハスモンヨトウ、ワタノメイガ、フキノメイガ、ワタアブラムシなどがつきやすいです。