ニラの株分け方法 コンパニオンプランツにも大活躍のニラの株分け方法を初心者向けにご紹介
疲労回復や健康増進にも効果があるとされる「ニラ」。
餃子や、炒め物、卵とじなど、スタミナ料理として利用する事が多いですよね。
また、ニラは夏野菜の代表である、ナス、ピーマン、トマトなどのコンパニオンプランツとしても利用する事が出来ます。
ニラは、コンパニオンプランツで使う事で、野菜の生育の妨げになる病気、害虫を予防してくれます。
私は、ニラ、ネギ、マリーゴールドはコンパニオンプランツとしても重宝しており、必ず使っています。
ニラは、多年草で3年目くらいになると立派な葉になり、刈ってもまた生えてくるので、長期間収穫が楽しめます。
そんな、ニラを増やす方法は、主に2つ。
種撒きで増やす方法と、「株分け」です。
初年は種まきで育て、2年目は株を大きくし、3年目くらいから株分けで増やすのが良いと思います。
ニラは、株が自然と増え、そのままにすると密集状態になり成長の妨げになるので、株を増やしたくない場合でも「株分け」は行った方が良いです。
今回は、ニラの「株分け」方法についてご紹介します。
目次
株分けの時期
株分けする良い時期は、葉が枯れて休眠状態に入る2月下旬~3月上旬ごろと言われています。
株分け方法
株分けの方法は簡単です。
①株を抜く
株を抜く
ニラの根は深く完全に抜くことは難しいですが、ある程度根がキレても問題ないです。
また抜いた後、土を振るい落とします。
②株を切る
株を切る
根元から5cm程度残し切ります。
先に刈ってから株を抜いても良いです。
③株分け
1つの株に、複数の株がくっついているので、1つずつばらします。
※根っこの根元に球根のような丸い玉があり、くっついているので、それをひっぱり分割します。
④定植
株分けした株を2,3株ずつわけて定植するのが一般的です。
株分け後の定植
株分け後の定植は、25cm間隔で2,3株ずつ植えるのが一般的です。
私は、コンパニオンプランツで使う為、1株ずつタマネギ用マルチを使って定植しています。※GWには移植するので、株間を狭くしています。