インターネット回線(プロバイダ)契約時のポイントや料金を安くする方法
皆さんこんにちは、愛fam ケンコーです。
現代、インターネット回線を契約し、パソコンやスマートフォンなどからインターネットへ接続し利用している家庭が多いと思います。
そのインターネット接続サービスを提供しているのが、インターネットサービスプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)です。
世間には、このプロバイダやインターネット接続サービスが多数存在し、どれが良くて、どれが家庭に適しているのか選ぶのに頭を悩まします。そこで、プロバイダを選ぶ際のポイントや、おススメの業者紹介、また長期利用で料金を安くする工夫などをご紹介したいと思います。
これから新規でインターネット契約を考えている方、すでに契約済の方、是非当記事をご参考にして下さい。
目次
1.インターネット回線の種類と特徴
インターネット回線には色々と種類があり、どれを使えばよいのか迷うと思います。
ここでは、主となっている回線について特徴のご紹介、また料金目安、通信速度等の比較をご紹介します。
主なインターネット回線
①光回線
光の信号を用いた回線で、高速かつ安定しているのが特徴です。
②ケーブルテレビ回線(CATV)
ケーブルテレビ回線を用いたサービスで、ケーブルテレビとセットで利用する形態が多いです。
③ADSL
アナログの電話回線を用いたサービスで、ひと昔はこれが主流でした。光回線が普及してからは、ほとんど利用されなくなりましたが、光回線提供エリア外の地域では主流で利用されています。
④ポケットWiFi
4G/LTE回線を用いたサービスで、無線で機器を持ち出し可能のため、唯一外でもインターネットが使えます。
⑤ホームルーター
WiMAX回線等を用いたサービスで、無線で機器を家に設置します。工事が必要なく機器が届くとすぐに使える事が特徴です。
回線の比較
項目 | 光 | CATV | ADSL | ポケWiFi | ホームルーター |
契約数 | 多 | 少 | 少 | 多 | 少 |
通信速度 | ◎ | △ | △ | 〇 | 〇 |
家で利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
外で利用 | × | × | × | 〇 | × |
開通工事 | 必要 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 |
月額料金目安 | 5,000 | 6,000 | 4,000 | 3,500 | 3,500 |
おススメするインターネット回線
おススメするインターネット回線は、利用する環境に応じて異なります。
各環境でのおススメ回線は以下の通りとなります。
家で使う場合
インターネットを家からのみ利用する場合は、光回線提供エリアであれば「光回線」がおススメですが、光回線は光ケーブルを家の中に通す必要があり、家に穴をあける工事が発生します。それが嫌な方は「ホームルーター」を利用すると良いでしょう。ただし、光回線と比較して通信速度が遅いため、3人以上同時に接続すると厳しくなります。安定した通信速度が必要なら、「光回線」をおススメします。
光回線の提供エリア外であれば「ADSL」がおススメです。
また、既にケーブルテレビを利用している、またはケーブルテレビ回線が無料で提供されるマンション等に関してはコストが抑えれますので、「ケーブルテレビ回線」を利用すると良いでしょう。こちらもホームルーターと同じく、光回線と比較して通信速度が遅いため、3人以上同時に接続すると厳しくなります。安定した通信速度が必要なら、「光回線」をおススメします。
外で使う場合
外で使う必要がある場合は、「ポケットWiFi」がおススメです。
また、家で使う分にも利便性が高いですが、家族が多く4,5人で同時に使う際には速度的に厳しいと思います。
2.インターネット回線の契約方法
インターネット契約の申し込み方法は、WEBサイトからの契約、家電量販店での契約、営業勧誘による契約等、複数の方法があります。
また、契約時には特典があったり、その反面制限などもあります。特に制限など悪い点については店員からあまり説明がなく、また記載も小さくかかれたりしますので、おさえておくべきポイントを解説したいと思います。
契約方法
WEBサイトで契約
販売代理店のWEBサイトから申し込み手続きを行い契約します。
プロバイダの比較サイトなどもあり、特典・料金等の詳細を把握した上で選定する事が出来ます。
家電量販店で契約
家電量販店はプロバイダの販売代理店となっている店が多く、プロバイダは指定されいます。
店内で契約をすれば商品を割引するといったキャンペーンとなっており、割引額も高額です。
一見すごくお得に見えますが、特典を受ける条件として指定された有料オプションの契約が必須となっている事が多いです。
有料オプションが、自分にとってい必要機能であれば非常にお得なのですが、全く使わない機能であれば、無駄なお金を毎月支払う事になり、最終的には損してしまいます。
営業の訪問・電話からの契約
NTTなどの代理店から、「今よりも月々の料金が安くなる」・「商品を差し上げます」などの特典でインターネット契約の勧誘があります。この勧誘による契約も多くが無駄な有料オプションに契約することが特典を受ける条件になります。
イオンモール・百貨店などでのイベントによる契約
上記家電量販店と同様ですが、家電商品の割引の代わりにキャッシュバック(商品券・現金)を行うキャンペーンで、本日申し込めば特典を受けれます!といった期間限定が多いです。
こちらも、特典の代わりに契約期間縛り(3年契約等)や有料オプションの契約が条件となっており、最終的に損するケースもあります。
おススメする契約方法
おススメする契約方法は「WEBサイトで契約」です。
理由は、以下の通りです。
- サービス内容・料金・特典などが比較でき、選択できる。
- 契約直後に特典を受けれる。
しかし、WEBサイトからでも特典の条件が有料オプションの加入であるケースもありますので、目先の特典だけではなく総合的に見て判断する必要があります。
特典をみるポイント
上記で説明した通り、特典は一見お得に見えますが、有料オプションが条件になっている事が多く、最終的に損するケースもあります。
そこで、特典を見る時のポイントをご紹介したいと思います。
- 特典の内容(現金?商品券?ポイント?)
- 特典が付与される時期(契約直後なのか、数か月後なのか)
- 特典が付与される方法(現金振り込み?手渡し?)
- 特典の申請期限
- 特典の申請方法
- 特典を受ける条件(有料オプション等)
3.インターネット回線料金を安く維持するコツ
皆さん、インターネット料金は、毎月いくら支払っていますか?
世間平均の目安は5000円前後ですが、実は少し手間をかけるだけで、安く維持する事が出来ます。
その方法とは、契約更新のタイミングでインターネット業者を乗り換える事です。
その理由を解説します。
キャンペーン
インターネット料金そのものは、基本的に高く設定されています。(平均5000円前後)
では、業者はどのようにしてユーザーを呼び込むのか?
それは、皆さん一度は目にしたことがあると思うのですが、「キャンペーン」です。
主なキャンペーンは、「キャッシュバック」、「月額割引」です。
キャッシュバックキャンペーン
キャッシュバックキャンペーンとは、新規契約をした際にお金をキャッシュバックしてもらえる仕組みのことです。
数年前から、スマホ回線でもこのキャンペーンが流行りだし、非常に大きな額(5万円など)のキャッシュバックを行うキャンペーンもあります。
月額割引キャンペーン
月額割引キャンペーンとは、指定された月数分、月額料金が安くなる仕組みの事です。
例えば、「契約後半年は無料」、「契約後2年間は月額2000円引き」など様々なケースがあります。
私が経験したキャンペーンでは、後者の2年間月額割引キャンペーンでした。
これだけでも、数万円お得になります。
うまい話には裏がある?
キャンペーンは、うまい話だけではありません。中には裏がある時もあります。
例えば、受取条件に
・かなり複雑な手続きが必要
・高額なオプションへの加入
・現金ではなく、商品券
など、様々な条件があります。
ですので、キャンペーン内容だけ見て契約するのではなく、条件を確認してから契約するようにしましょう。
キャンペーンのねらい目(業者視点)
なぜ、業者は高額なキャンペーンをしてでも契約に呼び込むのか?
インターネットは、一度契約するとなかなか見直しをしないですよね。
一度キャンペーンで呼び込み契約すると更新月に解約する人はほとんどいません。
ですので、業者は多少高額でもキャンペーンを行う効果はあるのです。
業者同士の争いは進んでいるので、お得なサービスが次々登場しています。
ですので、私たちユーザーからすると、ずっと同一業者を使い続けるより、定期的に新しいお得なキャンペーンに乗り換え続ける方が得するのです。
契約更新の仕組み
基本的には、キャンペーン適用時には契約期間の縛りがあります。
契約期間は2年もしくは3年となっており、自動更新される仕組みです。
契約には「更新月」が設定されており、その期間中にのみ無料で解約でき、期間外に解約すれば、違約金を支払わなければいけません。
ですので、必ず「契約更新月」を把握しておく必要があります。
インターネット業者を乗り換えるメリット
上記説明を見ればわかりますね。
最低限の契約期間で業者を乗り換える事により、最大限のキャンペーンを受ける事が出来ます。
例えば、
1回目の契約 3年縛り 5万円キャッシュバック
2回目の契約 3年縛り 2年間月額2千円割引
6年間で、9万8千円がお得になります。
最後に
業者乗り換えは、難しいように思われるかもしれませんが、そんなにハードルは高くありません。
ただ、注意が必要なのは「更新月」です。この期間外に解約すると違約金が発生し、乗り換えのメリットである「安く」を覆されるかもしれません。
多少の手間はかかりますが、費用面での得られる効果も大きいので、是非ご検討下さいね。